名人会の活動

「名人会」とは？

「名人会」とは、全国で配合飼料「名人」を給与している肉牛生産者で構成された組織で、枝肉研究会や各種勉強会の開催や情報交換の場を提供しながら、肥育技術の研鑽に向けた取り組みを行っております。 また、配合飼料「名人」ユーザーには、エサを販売するだけでなく技術向上に向けた情報提供も一体となって行っております。

 

 

 

 

美味しい牛肉を味わっていただくために

牛肉の美味しさには、エサ・血統・月齢・飼育方法などが影響するといわれておりますが、現在の各種銘柄牛は産地（どこの地域で育てたか）による銘柄であり、「エサ」に関しては統一されていないものが多いのが現状です。 また、エサと飼育管理を統一することにより、産地が異なっても同じ美味しさであることを広く理解していただきたく、出荷に際し情報開示を行なうとともに各種PR活動を行っております。

 

 

第1回「名人会」青年部会活動

8/28（木）「名人会」青年部会では第1回目の活動として㈱丸富商店様ご協力の下、枝肉研修会を行いました。
この研修会は更なる和牛生産の向上を図る為、青年部生産者たっての希望により実現しました。
普段できない枝肉解体工程を見学し、様々な部位（ロース・モモ・カタなど）がどのような形で枝構成しているのかを知りました。
また、更に同じ5等級で歩留まりの良い枝肉・悪い枝肉を比較し、全体的なサシの入り具合・肉量の違いなどを学びました。
今回の研修は今後どのような和牛を生産していけば良いのか考える貴重な時間となりました。
ご協力頂いた㈱丸富商店様に感謝すると共に、生産者・団体一同更なる和牛生産向上・「名人牛」の普及に対して決意を新たにする会となりました。

 

 

名人会 関連資料

 

こんな活動もしています

名人会では年に数回勉強会を開催し、より良い肉牛育成や枝肉の研究を行っています。

勉強会で発表されたプレゼンテーションのスライドをご紹介します。

 

第1回　茨城県　高萩市　茨城県畜連・米平公共育成牧場

東京食肉市場及び茨城県中央食肉公社に出荷する和牛肥育牧場です。傘下にある県内指定生産農家への生産指導機関的役割を担う農場でもあります。専属獣医師をおき、健全で安全な牛肉生産に取り組んでおります。
制作・発表：茨城県畜連 鎌田優

 

第1回 米平牧場紹介

 

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第2回　島根県　出雲市　(有)かつべ種畜牧場

子牛生産からの一貫経営を行っており、島根県を代表する牧場です。特に種雄牛作りに関しては全国的に知られています。また、第9回鳥取全共に出品した牛は自家生産種雄牛産子でオレイン酸含有率が60.4%と非常に高く、美味しい肉と評価を受けました。現在は一部素牛の導入を行っていますが、すべての牛が『生まれも育ちも』かつべとなる様に努力し続けています。
制作・発表：雪印種苗(株)岡山営業所 椋代訓弘

 

第3回　千葉県　富津市　島田牧場

東京食肉市場及び茨城県中央食肉公社に出荷している千葉県を代表する肥育農家です。現在は親子二代で優良牛の生産に取り組み、各共励会では常に上位に入賞するなど、地元では良質牛の生産の中心的な役割を担っています。
制作・発表：全畜連 清水和興・雪印種苗(株)千葉営業所 佐合秀康

 

第4回　北海道　空知郡中富良野町　柴田良幸

雄大な富良野岳の麓、ラベンダーなど花々美しい中富良野町です。米づくりも盛んで、良質な地場産稲わらを活かし、丈夫な胃づくり、良く食べる牛づくりを実践中です。『熟練の眼力』と『若い活力』の親子二代で良質和牛生産に努めています。
制作･発表：雪印種苗(株)旭川営業所 宮地徳正

 

第5回　北海道　日高郡新ひだか町　畑端博志

繁殖50頭を飼養し，一貫生産をしている牧場です。自家産の良質な粗飼料と配合飼料「名人」で，生まれてから出荷までの約30ヶ月間，ゆったりとした環境の中で牛たちにストレスをかける事なく愛情こめて育てています。父：博志氏を手本に息子：俊樹氏も意欲的に勉強中です。安心安全な肉牛生産に取り組み，「みついし牛」としてのブランドづくりを目指しています。
制作･発表：雪印種苗(株)道央営業所 山崎 晃

 

第6回　茨城県　常総市　佐藤宏弥

茨城県を代表する黒毛和種一貫経営の生産者です。東京食肉市場及び茨城県中央食肉公社に出荷しています。
息子(治彦氏)が人口受精を行い，安定した枝肉成績を出し続けています。また，近隣の使用しなくなった水田等に繁殖牛の放牧を行い，地域の方のサポートを受け，地域密着の牛飼いをしています。
制作･発表：雪印種苗(株)水戸営業所 宇居正行

 

第7回　栃木県　栃木市　神田二三夫(F・Kファーム)

栃木県の緑豊かな水田地帯で風通しの良い冷涼な環境で安全・安心な牛肉生産に取り組んでいます。父(二三夫氏)を代表に，息子２人も後を継ぎ肥育管理を行っています。 有効微生物を飼料に添加して家畜排泄物の悪臭発生防止等周辺環境の保全に努めています。

 

第8回　千葉県　鴨川市　高梨栄一

東京食肉市場に出荷している肥育農家です。毎日牛の状態を細かく管理し、安全でおいしい牛肉生産に取り組んでいます。

 

第9回　北海道　石狩市　寺山広司(北石狩農協)

西に日本海、東に暑寒別岳を中心とする山々に囲まれた、石狩支庁北部に位置する石狩市浜益区は、稲作と漁業が盛んな所です。おいしいお米「ななつぼし」か ら取れる良質な稲ワラを肥育用配合飼料「名人」と併用給与し、山からの綺麗な水を飲ませ、柔らかい肉になるよう心がけて飼育しました。

 

第10回　茨城県　日立市　加藤牧場(茨城ひたち)

常に上物率80％を超える成績を上げている茨城県を代表する牧場です。経営コンクールでは、農林水産大臣賞を受賞するなど対外的にも経営は高く評価されています。

 

第11回　ロイヤルファーム牧場

第12回　前川牧場

第13回　全畜連研修牧場

第14回　洞爺 平尾牧場

第15回　茨城県畜連 肉用牛振興研修農場