配合飼料「名人」

牛肉の「美味しさ」に深く関わる牛の「エサ」=配合飼料「名人」の原料へのこだわりは、追随を許さない内容です。

日本人が主食として食べている最も美味しい穀物を牛に食べさせて、その穀物によって作られた牛肉(長期間飼育しシモフリになった肉)が、「最も美味しい牛肉」との考えにより、「名人」は作られています。

このような考えで開発された配合飼料「名人」は、全国各地多くの肥育農家で利用されており、その結果、「より美味しい牛肉」が知らず知らずに多くの消費者に届いています。

配合飼料「名人」を食べて生産された牛肉の「美味しさ」が、各地で高い評価を得ています。新しい制度のトレーサビリテイのおかげです。

 

牛肉の「美味しさ」に深く関わる牛の「エサ」=配合飼料「名人」の原料のこだわりは、追随を許さない内容です。

1.肉牛肥育用配合飼料「名人」は

(1) マニュアルに添って使用すれば、「名人技と言われる芸術的なシモフリ牛肉を作ることができます。」との考えにより開発を致しました。
(2) 美味しい牛肉を生産することに、最高の技術・ノウハウを投入しています。

2.日本で最も「美味しい牛肉」とは

日本人が主食として食べている最も美味しい穀物を牛に食べさせて、その穀物によって作られた牛肉(長期間飼育しシモフリになった肉)が、最も美味しい「牛肉」との考えです。
極論になりますが、究極の牛肉は、新潟県魚沼地方の米「コシヒカリ」を牛に食べさせて作られたシモフリ肉が、「最も美味しい究極の牛肉」という基本的考えです。

3.配合飼料「名人」は

現実的には魚沼産コシヒカリを牛に食べさせる訳にはいきませんが、茨城県畜連は上記の考え方を基本として、昭和60年に茨城県米平公共育成牧場で、牛に与える穀物の美味しさ・嗜好性・栄養バランス・原料コスト等、多くの技術的難問をクリアーし開発を致しました。
このような考え方で開発された配合飼料「名人」は、全国各地多くの肥育農家で利用されており、その結果、「より美味しい牛肉」がくの消費者に届いております。

4.トレーサビリテイ(生産・流通履歴を追跡できる仕組み)の定着

トレーサビリティ制度が義務づけられ、生産履歴がわかるようになった事により、配合飼料「名人」を食べて生産された牛肉の「美味しさ」が、各地で高い評価を得るようになりました。 
それに伴い、本会2カ所の直営牧場(黒毛和牛950頭を飼育)や「名人」を利用している指定肥育農家で飼育された牛を、指定して利用する流通業者・スーパー・小売り・焼肉店・レストラン等が多くなり、新たにギフト商品にも掲示が開始され、「名人」を食べて育った肥育牛の需要が拡大をしています。

5.牛肉の情報開示について

各方面からの要望により、配合飼料「名人」を使用して肥育・出荷された牛肉に「名人」の印を付け、飼料と牛肉を一体化することにより、「名人=美味しさ」として、「名人」 の印を付けた牛肉が、多くの消費者に届くよう取り組みをしております。

6.配合飼料「名人」の普及状況は

開発当初より除々に広がりをみせ、現在では関東を中心として、中国 /四国・中部・東北、また北海道全域と使用地域が広がってきております。

7.配合飼料「名人」を利用するユーザーには

茨城県畜連が、情報・技術の提供をしております・エサを単に売るという事ではなく、使用されるユーザーには製造・販売元の雪印種苗(株)や多くの関係農協等と共に、茨城県畜連の職員が定期的に巡回し、最新の情報・技術を提供致します。

8.配合飼料「名人」の基となる特徴ある原料は

(1)ふすま(小麦由来) 小麦は、パンや菓子・うどん等お米に次ぐ日本人の食べ物です。ふすまは、小麦を製造する際に分離される果皮・種皮等の部分です。
(2)ホミニーフイード
(食用トウモロコシ由来)
食用にするトウモロコシ(製菓・食品・ビール製造・植物油等に利用)から産出(食用トウモロコシ由来)する「ぬか」や「外皮」の部分です。
(3)大麦 脂肪質を軟らかくし、風味を良くする。
(4)トウモロコシ 飼料用トウモロコシ。栄養バランス・カロリーを確保するためできるだけ少ない割合で利用(加熱圧ペン加工)
(5)大豆粕(大豆由来) エサの材料の中で最も良質なタンパク質を豊富に含んでいます。
(6)米ぬか 食用米から産出される「ぬか」
(7)その他 ミネラル・ビタミン等無機質にもこだわっています。
ビタミンCを特別添加・ビタミンAやEも添加
貝化石(ミネラル補給)を混合(貝化石は、数百万年の歴史を持つ柔らかなカキ貝を中心に魚貝類・海草・プランクトン等がそのまま海中土中に閉息・腐食しつつ化石になった優れた天然総合ミネラルです。 高温で処理し飼料に混合)
(動物性の原料は、一切使用していません)

9.粗飼料の利用は

牛は草食動物です。穀物だけでは育ちません。配合飼料「名人」を食べさせてている茨城県畜連の直営牧場や多くの農家は、稲ワラの他に、サトウキビの搾り粕から出来る「BIOバガス」を給与しています。これには、甘く香ばしい香気成分として知られるバニリン(バニラエッセンスの素となる成分)が多く含まれています。