いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。メダルラッシュで沸いたロンドンオリンピックも幕を閉じましたが、私たちのテンションは下がるどころか、これからますます盛り上がっていくところです!
こちらのコーナーでは、私たちにとっての今年の一大イベント、「全共」についてご紹介していきたいと思います。
「全共」って何?
さて、初回の本日は、そもそも「全共」って何?というお話しです。
全共、正式には「全国和牛能力共進会」といいいます。
全国の優秀な和牛が一堂に集結してその良さを競う、畜産関係者ならおそらく誰でも知っている、とても有名な大会です。雄牛・雌牛の和牛改良の成果を競う「種牛の部」と、肉質を競う「肉牛の部」の2部門があり、各都道府県から選抜された約500頭が出品されます。
開催されるのは5年に1度。つまり、和牛界のオリンピックのようなイベントなのです!この大会で優秀な成績を収めれば、その後の和牛のブランド化の道も見えてくるということで、各都道府県が全力を挙げて参加してくることは言うまでもありません。
昭和41年に岡山県で開催された第1回大会から数えて今回は記念すべき第10回大会。
10月25日(木)から29日(月)までの6日間、長崎県を会場に、さまざまなイベントが繰り広げられます。
茨城県でも着々と準備を進めています!
茨城県では、県の機関種有牛『北国関7』で第2区・第3区・第9区に出品を予定しております。他県でも、全国の名人ユーザーから出品候補牛として選抜されている話を聞いており、県内外の関係生産者が活躍されることを期待しております。
全共会場では、雪印種苗の出展ブースにて配合飼料『名人』や名人会活動等をPRする予定です。本会でも、名人会グループ(雪印種苗・全畜連・各種関係団体)と協力し出展準備を進めております。
またその一方で、和牛の魅力をひとりでも多くの方に知っていただく良い機会ということで、生産者と消費者の交流を深められるようなイベントも多数企画されています。
本当はぜひ長崎までお越しいただきたいところではありますが、茨城の皆さんにも少しでもその雰囲気を味わっていただけるよう、これから何回かに分けて全共への取り組み、そして当日の模様などをお伝えしていきます。
次回は、茨城県から参加する牛のご紹介ができると思います。
どうぞお楽しみに!