平成24年3月6日(火)、東京都中央卸売市場食肉市場において「第41回茨城県畜連常陸牛枝肉研究会」を開催しました。今回は、県内生産者より黒毛和種21頭(雌5頭、去勢16頭)を出品しました。
厳正な審査の結果、最優秀賞には吉成邦雄氏(水戸市)が、優秀賞には華川牧場(北茨城市)、優良賞は佐藤宏弥氏(常総市)と市村あつ子氏(茨城町)の出品牛が選出されました。
最優秀賞に選ばれた吉成氏の枝肉は、体型・ボリューム及びモモ抜けも優れた枝肉でありました。
また、優良賞 佐藤氏の枝肉は惜しくも瑕疵(シコリ)があり上位入賞を逃しましたが、最優秀賞牛に匹敵する良質なつくりでありました。
出品牛全体では上物率95.2%・BMS№8.0という成績で、前回研究会を上回ることができました。
セリ後の勉強会では、雪印種苗技術推進室の二井博美氏より最新の畜産情報を提供して頂くなど、参加者にとって大変有意義な機会となりました。
本会では、常に注目度の高い枝肉研究会にできるよう、今後も常に努力してまいります。
今回の入賞者は、次のとおりです。
【最優秀賞】吉成邦雄(水戸市)平茂晴×安平照×平茂勝・BMS№10・540㎏・2,202円
【優秀賞】華川牧場(北茨城市)21世紀×北平安×紋次郎・BMS№10・525㎏・2,005円
【優良賞】佐藤宏弥(常総市)菊花国×美津照×第1花国・BMS№11・553㎏・1,920円
【優良賞】市村あつ子(茨城町)茂花国×平茂勝×北国7の8・BMS№10・432㎏・1,972円
最優秀賞・吉成邦雄氏の枝肉 |
優秀賞・華川牧場の枝肉 |
次回(第42回茨畜連常陸牛研究会)は、平成24年4月6日(金)上場で開催する予定です。