平成23年11月4日(金)、東京都中央卸売市場食肉市場において「第38回茨城県畜連常陸牛枝肉研究会」を開催しました。今回の研究会は、県内生産者より黒毛和種30頭(雌5頭・去勢25頭)を出品しました。
厳正な審査の結果、最優秀賞には佐藤宏弥氏(常総市)、優秀賞1席には木村修氏(かすみがうら市)、優秀賞2席には大和富士夫氏(茨城町)が選出されました。佐藤氏は、9月共励会・10月研究会に続き、今回の最優秀賞受賞で見事3連覇を達成しました。また、今年は5月開催の第34回畜連研究会から連続で入賞しており、褒賞式後の勉強会では息子の治彦氏に様々な質問が集まりました。また木村氏、大和氏など若手の活躍も目立った研究会でありました。
出品牛全体では、上物率80%・BMS№7.1と前研究会の成績を維持し、相場の低迷が続く中ではありますが、無事に研究会を終えることができました。
入賞者の成績は次のとおりです。
【最優秀賞】佐藤宏弥(常総市)・茂勝栄×北国7の8×安福165の9・BMS№11・552㎏・3,001円
【優秀賞1席】木村修(かすみがうら市)・北平安×勝忠平×北国7の8・BMS№11・495㎏・2,512円
【優秀賞2席】大和富士夫(茨城町)・安平照×平茂勝×安平・BMS№10・484㎏・2,003円
【優良賞】矢内邦男(北茨城市)・福華1×福之国×安平・BMS№9・475㎏・1,685円
【優良賞】宇都木一夫(古河市)・第1花国×安平×福桜・BMS№9・516㎏・1,902円
優秀賞1席・木村修(かすみがうら市) |
次回(第39回茨畜連常陸牛研究会)は、平成23年12月6日(火)上場で開催する予定です。