第32回茨城県畜連常陸牛枝肉研究会

 平成23年2月4日(金)、東京都中央卸売市場食肉市場において「第32回茨城県畜連常陸牛枝肉研究会」を開催しました。今回の研究会は、県内生産者より黒毛和種20頭(雌3頭・去勢17頭)を出品しました。

 出品牛全体では、A5率60%・上物率95%・平均BMS№7.8・枝肉重量535.9㎏・単価1,923円・販売1,030,478円という成績でした。

 審査により最優秀賞には石崎均氏が選ばれ、見事畜連研究会2連覇を達成しました。また、優秀賞1席に選ばれた佐藤宏弥氏は繁殖・肥育の一環経営で育てた牛の出品とあって、両氏のもつ育成・肥育技術が注目されました。

 セリ後は、枝肉脂質に関する最近の研究動向や現場後代検定結果の解説などの勉強会を行い、多くの分野に関わる方にご参加いただき充実した機会となりました。

 入賞者の成績は次のとおりです。

【最優秀賞】石崎均(茨城町)・福桜×美津福×北国7の8・BMS№11・569㎏・2,351円

【優秀賞】佐藤宏弥(常総市)・雌・金安平×勝忠平×北国7の8・BMS№9・501㎏・2,491円

【優良賞】市村あつ子(茨城町)・雌・北平安×平茂勝×茂勝・BMS№9・523㎏・2,199円

【優良賞】吉成邦雄(水戸市)・勝忠平×北国7の8×谷福6・BMS№9・641㎏・2,222円

 

 

次回(第33回畜連研究会)開催は、平成23年4月5日(火)上場の予定です。