平成２２年１２月７日（火）、東京都中央卸売市場食肉市場において「第３１回茨城県畜連常陸牛枝肉研究会」を開催しました。今回の研究会は、県内生産者及び直営牧場より黒毛和種４０頭（雌７頭・去勢３３頭）を出品しました。

出品牛全体では、Ａ５率４２．５％・上物率７５％・平均BMS№７．１・枝肉重量５２６㎏・単価１，８２８円・販売９６０，６３２円という成績でした。

審査によって最優秀賞には石崎均氏、優秀賞には吉成邦雄氏（２頭）が選ばれ、今年入賞の常連であった２名が、今回も賞を独占する結果となりました。また、セリ後の勉強会においては、東京食肉市場の澤田秀一調査役から「枝肉重量のしっかりとした枝肉が揃った研究会。全体的にロース芯の大きな牛が多く、面積７０㎠以上が出品４０頭中１７頭もあったのは立派。」との講評をいただきました。

入賞者の成績は次のとおりです。

【最優秀賞】石崎均（茨城町）・福之国×安平×隆桜・BMS№１０・５１６㎏・２，５８９円

【優秀賞１席】吉成邦雄（水戸市）・安糸福×平茂勝×安平・BMS№１０・４９３㎏・２，３６９円

【優秀賞２席】吉成邦雄（水戸市）・安糸福×平茂勝×紋次郎・BMS№１０・４４４㎏・２，２１８円

【優良賞】田上扶美江（土浦市）・雌・菊福秀×平茂勝×菊谷・BMS№９・４６７㎏・２，３１８円

【優良賞】柴崎哲夫（境町）・茂勝栄×福栄×菊安土井・BMS№９・４９５㎏・２，１７１円

【優良賞】研修農場（鉾田市）・勝忠平×松福美×北国７の８・BMS№１０・４８７㎏・２，０５３円

【優良賞】岡野光雄（常総市）・百合茂×北国７の８×安平・BMS№９・５１４㎏・１，９８２円