第30回茨城県畜連常陸牛枝肉研究会(共励会に続き谷内氏が2連覇)

平成22年11月5日(金)、東京都中央卸売市場食肉市場において「第30回茨城県畜連常陸牛枝肉研究会」を開催しました。今回の研究会は、県内生産者及び直営牧場より黒毛和種24頭(雌3頭・去勢21頭)を出品しました。

出品牛全体では、A5率50%・上物率87.5%・平均BMS№7.8・枝肉重量530.9㎏・単価1,817円・販売964,499円という成績でした。

セリ後の勉強会においては、東京食肉市場の鈴木秀行主査から「茨城県畜連の常陸牛らしい良質な枝肉が揃った研究会であった。A5率50%の成績は素晴らしい。多くの買参人から注目を集める研究会であり、その成果が販売価格に表れていると思う。」との講評をいただきました。

入賞者の成績は次のとおりです。なお、最優秀賞の谷内定雄氏は9月開催の本会共励会に続き2回連続BMS№12で、2連覇を飾りました。

【最優秀賞】谷内定雄(北茨城市)・去・安糸福×福之国×安平・BMS№12・506㎏・2,462円

【優秀賞】倉持伸一(八千代町)・去・茂勝栄×安平×隆桜・BMS№11・555㎏・2,311円

【優良賞】宇都木一夫(古河市)・去・第1花国×菊谷×恒徳・BMS№9・466㎏・2,308円

【優良賞】倉持一(八千代町)・去・安福久×平茂勝×紋次郎・BMS№10・619㎏・2,173円

最優秀賞の枝肉写真
①最優秀賞・谷内 ②最優秀賞・谷内
露&谷内 褒賞式
褒賞式にて、後継者の谷内伸二氏(右) 勉強会の様子