平成22年11月25日(木)、茨城県中央食肉公社において「第18回茨城県畜連常陸牛販売奨励会」を開催しました。これは本会主催の奨励会で、肥育技術の向上と常陸牛の銘柄確立等を目的に毎年11月に開催しております。今回は、県内肥育農家及び直営牧場より黒毛和種49頭(去勢45頭・雌4頭)を出品しました。
年末にかけて各種枝肉共励会等が数多く開催されているため、本奨励会には小ぶりな枝肉が集まるかと思われましたが、全体平均で513㎏とまずまずの荷揃いでありました。特に最優秀賞に選出された古沢和春氏の枝肉は、体型・肉色・モモ抜けの良さをはじめ、バラの迫力にも素晴らしいものがありました。
出品49頭の全体成績は、5等級率45%・上物率82%・平均BMS№7.3・枝重513.7㎏・単価1,846円・販売948,354円でした。
今回の入賞者は、次のとおりです。
【最優秀賞】古沢和春・去・茂勝栄×正福×谷水・BMS№11・546.5㎏・2,708円
【優秀賞1席】華川牧場・去・勝忠平×安福57×安福165の9・BMS№10・538.5㎏・2,313円
【優秀賞2席】佐藤治美・去・茂洋×安糸福×平茂勝・BMS№12・500㎏・2,229円
【優良賞】大和富士夫・去・福栄×百合茂×北国7の8・BMS№10・546㎏・2,137円
【優良賞】高木幸一・去・百合茂×北国7の8・平茂勝・BMS№10・511㎏・2,147円
【優良賞】研修農場・去・糸福×北平安×飛騨白清・BMS№10・475㎏・2,204円