平成２２年６月２３日（水）、東京都中央卸売市場食肉市場において「第２７回茨城県畜連常陸牛枝肉研究会」を開催しました。

今回は、茨城県内の生産者及び直営牧場より黒毛和種３０頭（雌６頭・去勢２４頭）を出品しました。

全体成績は、前回（５月１４日開催・第２６回）研究会に続き２回連続での上物率１００％となり、Ａ５率においては６６．７％と前回（４６．７％）よりも更に向上した好成績となりました。また、平均BMS№８．６・枝重５３２㎏と肉質・肉量ともに兼ね備えた枝肉が揃っておりましたが、平均価格は相場低迷の影響を受け９９２，７９４円（単価１，８６６円）という結果に終わりました。

セリ販売後の勉強会も参加者が毎回多くなってきており、今回はビタミンＣの関係で海外からのお客様も含めて、にぎやかに行われました。

入賞者の成績は、次のとおりです。

【最優秀賞】北茨城市・矢内邦男・名人・去・百合茂×美津照×平茂勝・BMS№１１・５１２㎏・２，６１３円

【優秀賞１席】八千代町・倉持伸一・去・安糸福×第１花国×平茂勝・BMS№１１・５５９㎏・２，５４１円

【優秀賞２席】古河市・宇都木一夫・去・第１花国×美津福×北尾気高・BMS№１１・５８２㎏・２，３５５円

【優良賞】常総市・大場和也・名人・雌・福栄×平茂勝×安平・BMS№１１・４２５㎏・２，４０５円

【優良賞】筑西市・稲見信孝・去・国牽白清×平茂勝×北国７の８・BMS№１０・５１０㎏・２，１４９円